一等米比率98.5%を記録

更新日:2020年02月12日

JA松本ハイランド稲作連絡協議会は2月4日、松本市のJAグリンパルで水田作実績検討会を開き、生産者やJA米穀指導員ら約60人が出席した。今年度の気象経過と水稲や麦など米穀類の生育概要、生産実績を振り返ったほか、来年度に向けた生産販売計画を協議した。
あいさつで同協議会の吉田利幸会長は「近年は異常気象が続いているため、どう対応していくか考える必要がある。今年度の実績を振り返りながら対策を検討してほしい」と話した。
検討会では、米穀指導員が今年度の生育や品質を説明。米の栽培では、6月上旬の梅雨入り以降出穂直前まで降雨がつづき、日照時間が少なかったため生育に遅れが見られたが、梅雨明け後の酷暑により、早生種は平年と同じ時期に、「コシヒカリ」や「風さやか」は平年よりやや早く出穂期を迎えた。8月上中旬の猛暑などの影響もあり、一部で「胴割れ米」や「白未熟米」が見られたものの、同JA産米の1等級比率は全国平均の67.6%を大きく上回る98.5%を記録。適正施肥や水の管理など、生産者の徹底した栽培管理により、安定した品質だったことを報告した。また、次年度の生産販売計画の説明では、適期の田植え・防除・収穫の徹底などにより、引き続き食味と品質の高い安全安心な米の生産をすすめることなどを確認した。
検討会の後には研修会も実施し、長野県農業試験場の研究員を講師に招いて「赤米(雑草イネ)の発生状況と防除について」と題した講演を行い、生産技術を共有した。

一等米比率98.5%を記録

あいさつをする吉田会長(4日 松本市で)

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