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夏の主役が登場!ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」初選果

スタンド・配送センター

共選所に持ち込まれたスイカ

JA松本ハイランドは6月12日、ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」の出荷をスタートした。3月の降雪による定植遅れや寒暖差によって生育の遅れが心配されたが、5月に入り温暖に推移したほか、生産者のたゆまぬ努力によって例年並みに出荷を開始した。出荷当日試し切りしたすいかの中心糖度は12.0度と十分な甘さがあり大玉で高品質な出来栄えだ。
初日は2戸の生産者が約1,000玉のすいかを松本市波田の同JAすいか共選所へ持ち込んだ。検査員が傷の有無などを目視で検査したあと、選果をスタート。内部品質センサーで糖度や熟度、空洞を選別して格付けを行った。持ち込まれたすいかは同JA直営のファーマーズガーデンなど農産物直売所のほか、地元量販店などへ出荷する。
同JAすいか部会の百瀬和夫検査部長は「今日まで丹精込めて育てたすいかが順調に生育し、いよいよ出荷が始まる。資材価格高騰など生産者にとって大変なこともあるが、消費者のみなさんには当JA産のすいかをたくさん食べて暑い夏を乗り切ってほしい」と期待を込めた。
ハウスすいかの出荷は6月下旬ごろまで行われ、露地すいかは7月上旬に出荷が始まる予定だ。「JA松本ハイランドすいか」は大玉で糖度が高く、実の締まった「シャリッ」とした歯応えが特徴。標高600~800メートルの火山灰土が蓄積する水はけの良い限定された土壌で栽培し、松本市波田地区を中心に、和田・新村・今井地区と山形村で生産されている。今年はハウス、露地全体で、生産農家193戸が約200ヘクタールを栽培。出荷目標は82万ケース、販売高は27億5千万円を計画している。