食と農
松本一本ねぎ
松本一本ねぎは
曲がっていて、やわらかくて、ほっぺたが落ちるレベルの おいしいねぎです
松本一本ねぎはなぜおいしい?
なぜ曲がってる?
松本一本ねぎは、白ねぎに属していて、根深で寒さに強く、白身が太い等の特徴があります。
松本一本ねぎの一番の特徴は見ての通り曲がっていること。この曲がりとおいしさには密接な関係があるのです。
松本一本ねぎは、他のネギと違い真夏の暑い中、植えてあるねぎを一度堀り上げ、そのねぎを別の溝へ植え直す「植え替え」と云われる伝統的な栽培をしています。
「植え替え」は松本一本ねぎ栽培では欠かせない作業です。手間はかかりますが、この「植え替え」によってやわらかく、食味も良いねぎに育つのです。
松本一本ねぎの昔と今
松本一本ねぎは江戸時代より、松本市の筑摩、出川、並柳地区を中心に盛んに栽培されており、江戸へのみやげ物として大切にされたと言われています。大正から昭和の初期にかけては、大都市に出荷もされましたが、手間がかかるため、次第に栽培する人が少なくなってしまいました。松本一本ねぎ生産者は、昔からの栽培技術(植え替え等)と種をしっかり守り、本物の松本一本ねぎをお届けしています。
生産者は松本一本ねぎを全国に普及していきたいと、愛情をこめて栽培に取り組んでいます。そのおいしさに加え、テレビ番組などでも取り上げられたこともあいまって、今改めて大きな注目を浴びている松本一本ねぎは、農産物直売所などでお買い求めいただけます。