松本ハイランド情報
今年も安心安全な農作物をお届け 女性部軽ットラ市スタート
更新日:2025.06.03

軽ットラ市メンバーと会話を楽しみながら買い物をする買い物客ら
JA松本ハイランドの女性部員の有志が自分で育てた野菜や手づくりの加工品を軽トラックなどの荷台に積み込み、自ら販売する直売所「軽ットラ市」が5月31日、今年の営業を松本市のJAグリンパル駐車場でスタートした。軽ットラ市は、新鮮な農産物を女性部員自らの手で地元の消費者へ届けるとともに女性部の活性化を目的に開いており、今年で19年目を迎える。生産者の顔を見ながら採れたての農産物が安価で購入できることに加え、生産者へ欲しい農産物のリクエストもできることから、大型スーパーにはない生産者と消費者の交流が口コミで人気を呼び、毎年常連客が増えている。
当日は、オープンを待ちわびた買い物客が開店と同時に訪れ、にぎわいをみせた。部員が旬の農産物や花を並べ、鐘の音を合図に販売をスタート。調理方法の説明などをしながら販売するとともに、先着50人に花苗をプレゼントした。
買い物客は「毎年オープンを心待ちにしている。今年も生産者の顔が見える安心・安全な農産物を食卓にならべたい」と笑顔で話した。軽ットラ市責任者の新村悦子さんは「今年も軽ットラ市を楽しみにしてくれているお客さんがたくさん来場してくれた。メンバーと協力しながら地産地消につとめていきたい」と意気込んだ。
軽ットラ市で販売する農産物は栽培管理日誌をJAに提出し、GAP(農業生産工程管理)に取り組みながら栽培しているほか、オープン前に事前講習会を開くなど安心安全対策も万全。今期は11月22日までの毎週土曜日午後3時30分から開催する。売り切れ次第終了。