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松本ハイランド情報

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無線草刈り機実演 安全に効率よく

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無線操縦の草刈り機で土手の草を刈る参加者(19日、長野県東筑摩郡麻績村にて)

JA松本ハイランド管内では、ロボット技術などを活用したスマート農業の活用が広がっている。同JAでは生産規模拡大や作業効率化によって生産性の向上に寄与することを目的に独自の支援策「夢づくりサポート事業」を展開し、農業の省力化を目指す。また、最新技術を搭載した農機の普及で担い手不足や生産者の高齢化にも対応する。
6月19日、同JA工機部農業機械課工機センター筑北と麻績村、筑北村、農機メーカーのやまびこジャパン株式会社が主催し東筑摩郡麻績村にあるシェーンガルテンおみ内の特設会場でラジコン草刈機・畦草刈機実演講習会を開催。生産者ら約30人が参加し最新のラジコン草刈機や畦草刈機を体験した。
実演会では同社の最新型のラジコン草刈機「共立ラジコンRCM601」が持ち込まれ、遠隔操作による草刈り作業を実演したほか、畦畔の上から作業可能な草刈り機やバッテリー駆動の刈り払い機・バリカンなどが展示された。参加者は急斜面の雑草を力強く刈り取るラジコン草刈機の性能などを確かめた。
同センターの宮下信一センター長は「中山間地という環境と担い手の高齢化が進んでおり、草刈りの安全性にも大きな影響がある。こうしたことを踏まえ同JAが展開する夢づくりサポート事業のほか、リース契約、購入補助などもあるので、積極的に活用いただきたい」と話した。