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産地のブランドを守る ズッキーニ出荷目揃会

スタンド・配送センター

規格を確認する生産者

JA松本ハイランド野菜部会ズッキーニ専門部は6月3日、出荷目揃会を2会場で開催。2025年度産は遅霜などの影響もなく生育は順調。出荷は6月中旬から7月上旬をピークに10月まで続く。25年度は9万6千ケース(1ケース2キロ)を東京や大阪、名古屋方面に出荷する計画だ。
JA山形支所での目揃会には生産者22人が参加。JAの販売担当者が当産地のズッキーニは高品質のため市場の引き合いが強いことを報告。8月の盆過ぎから出荷数量が減少する傾向から、シーズンを通して安定した出荷ができるよう作付け後半の面積拡大を呼びかけた。
営農指導員は10等級ある規格と選別基準を説明。傷つきやすい商品であることから手袋をつけての収穫、箱の中で擦れないように新聞紙を活用しながら隙間を空けないように荷造りするなど注意点を確認。梅雨入りに伴い病害のリスクが高くなることから、今年度発生の多いアブラムシと合わせて防除対策を指導した。また、今年度から新書式になる出荷伝票の記入方法も説明した。
原口治専門部役員は「生産者1人ひとりが自分の目で規格を確認、統一して産地のブランドを守ってほしい。例年通り猛暑日が想定されるので、体調に気を付けて部会員みんなでシーズンを乗り越えたい」と話した。