初の土づくり講習、魅力ある活動アピール

更新日:2018年07月20日

長野県JA松本ハイランドジュース用トマト部会寿・芳川支部は7月上旬、土づくり講習会を松本市で開き、芳川、内田地区の生産者を中心に10人が参加した。同部会が活発に活動していることをPRし、ジュース用トマトの生産者を増やそうと初めて企画した。
講習は2部構成で、1部では、同市内田にある百瀬康司部会長の畑を見学。百瀬部会長が、実践している土づくりの手法を説明した。JAで行った土壌診断の結果を基に肥料をまく時期、生育に必要な成分などを紹介した。
2部では、同市の寿集荷所に、種苗会社のパイオニアエコサイエンスの松永邦則さんを招き、話を聞いた。松永さんは全国各地の農家に赴いた経験に基づいて、「土づくりで大切なのはまず自分の畑を知ることだ」と土壌診断の必要性を説いた。
開催のきっかけは今年4月、JAの広報誌で土づくりを重視する百瀬部会長を紹介したこと。その記事を読んだ同市新村地区のカリフラワー生産者、関健治さんが百瀬部会長の畑を見てみたいと要望。生産者を増やす方法を考えていた百瀬部会長は快諾し、畑の見学を兼ねた講習会を企画した。JA営農指導員が参加者の募集と資料の作成を協力し、講習会が実現した。
同部会では今年、169人が30.55ヘクタールでジュース用トマトを栽培する。国産トマトジュースの人気は高く、食品メーカーなどから堅調な需要がある。契約栽培で価格が決まっていて、比較的生産コストは低いことから、安定した収入が見込める。
百瀬部会長は「本日のような講習会をこれからも企画してジュース用トマトの生産者を増やしたい。農産物の作付けを減らすのではなく、今までの作付けにプラスアルファで生産してほしい」と話した。

初の土づくり講習、魅力ある活動アピール

百瀬部会長の畑で独自の肥料を使った土づくりを学ぶ参加者

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