徹底した腐敗果対策で市場クレームほとんど発生せず

更新日:2019年12月02日

JA松本ハイランドすいか部会は11月26日、松本市のJA波田支所ですいか部会販売反省会を開き、部会員や市場関係者など89人が出席した。今年のすいかの生産販売経過や実績を振り返ったほか、次年度の生産方針などを協議した。
会議では、JAの営農指導員と販売担当者が今年度の生産販売経過を報告。今年は、4月、5月の凍霜害や5月下旬の高温、7月の長雨など天候の影響が大きく管理に苦戦したものの、同部会が作成した「腐敗果対策マニュアル」の徹底による栽培管理で、腐敗果による市場からのクレームがほとんど発生しなかったことを説明した。販売面では、曇天降雨の日が続いたことで消費が減退し、単価の確保に苦戦。積極的な消費宣伝会の開催により、売り場確保に努めたが、販売額は前年比82.7%の21億500万円、平均箱単価で2,591円となったことを伝えた。また、令和2年度の生産販売方針の説明では、全生産者にアンケートを実施し、生産上の課題などの情報収集をするほか、新規栽培者に優良事例を紹介することで生産の課題克服と生産基盤強化に取り組むことを説明。同マニュアルを活用し、引き続き腐敗果対策を徹底することなど7項目の実施具体策に取り組んでいくことを出席者全員で確認した。
同部会の原安則部会長は「今年は気象変動が激しく、栽培管理に苦労する年だった。これからも消費者に安全安心でおいしいすいかを提供し続けるため、部会員全員で技術情報などを共有し、ブランド維持と品質向上に取り組んでいきたい」と意気込んだ。

徹底した腐敗果対策で市場クレームほとんど発生せず

次年度に向けて生産方針を確認した(26日 松本市で)

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