JA松本ハイランド管内で農水省が現地調査 産地の思いを伝える

更新日:2019年11月12日

JA松本ハイランド管内で11月5日、農水省による食料・農業・農村政策審議会果樹・有機部会(果樹関係)の現地調査が行われた。果樹農業振興の方向性を示す新たな果樹農業振興基本方針の策定に向け、果樹産地の状況を把握し、今後の基本計画策定の参考にしよう員など約40人が出席し、現状の課題や取り組みなどを活発に話しあったほか、同JAや生産者が産地の思いを国に伝えた。
第1部の意見交換では、同JAのりんご栽培の概況を説明。平成21年より「りんご再生プロジェクト」を立ち上げて独自の生産振興に着手し、平成22年からは同JAとりんご部会が連携した「りんご新わい化プロジェクト」の実践に取り組んだことを紹介した。また、プロジェクト当初は新わい化栽培の推進だったが、現在は、さらなる多収にむけ高密植栽培の推進が基本になっていることなどを説明した。委員は「農家の減少、高齢化での生産基盤の弱体化について」「高密植栽培を導入するための初期投資への不安はないのか」など積極的に質問。同JAが独自にすすめる「親元就農制度」での後継者への支援、りんご高密植栽培導入支援事業による生産振興などを紹介した。
松本市今井地区のりんご園地で行われた園地調査では、生産者がりんご高密植栽培の特徴や優位点などを紹介しながら、現状や課題など現場での思いを参加者に伝えた。会場を今井支所に移して行われた第2部の意見交換では、生産者を交えての意見交換も行った。
 同JAの小笠原寛常務は「生産者の声を聞き、農業を支えるための支援策の提案を引き続きお願いしたい」と期待を込めた。

JA松本ハイランド管内で農水省が現地調査 産地の思いを伝える

生産者から果樹栽培の現状について説明を受ける参加者

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