全量1等スタート

更新日:2019年09月12日

JA松本ハイランドは6日、2019年度から新たに試験栽培を始めた水稲の早生品種「つきあかり」の初回検査を松本市の和田低温倉庫で行った。同市島内地区の農事組合法人「北清水」が前日までに収穫した170袋(1袋30キロ)を検査。JAの検査員が、水分量や胴割れ米、虫害米の有無などを確認し、全量1等に格付けた。
同品種は、全国的に栽培面積が増えていて、今年度から「長野県産地品種銘柄」に登録され、産地、品種、産年を表記した販売が可能となった。JA管内では6地区の農家、法人が6ヘクタールで試験栽培し、約30トンの収穫を見込んでいる。
今年は、梅雨の長雨による日照不足が懸念されたものの、梅雨明け後の好天で生育が進み、生産者が天候に合わせた水管理を徹底したことで高品質に仕上がった。
同法人の清水久美子社長は「これまで栽培してきた他の早生品種と比べて茎が強く、強風による倒伏が少ないので管理しやすい。収量が多く、風味や甘味、粘りもあるので食味もいい」と評価する。
JA米穀課の萩原理夫考査役は「今後、つきあかりが早生品種の主力となるよう栽培面積を広げていく計画だ。主力品種のコシヒカリと収穫時期がずれるため、作業労力が分散できるとともに生産量増加による手取り確保も見込める」と期待を示した。

全量1等スタート

水分計を確認する検査員

このページの先頭へ