松本ハイランド情報
Vol.46 「カリフラワーはなんであんなに白いの?」
更新日:2014.07.18
「カリフラワーはなんであんなに白いの?」 りょうたくん(本郷)からのしつもん
二つとも同じアブラナ科の植物で、キャベツや菜の花の仲間なんだ。カリフラワーは、食べる部分の花蕾に日を当てないように育てるから、白くなるんだよ。管内の農家の声から生まれた「カリフラキャップ」というものを花蕾につけて、葉で包んで育てるんだ。
カライってなんのこと?
花蕾とはね、花のつぼみが集まったもののことをいうんだ。よく見ると、つぶつぶしてるでしょ。そのまま育てれば花が咲くぞ。
カリフラワーを日光に当てて育てるとブロッコリーになるってこと?
いいや、違うぞ。もともと緑色になるもとを持っていないんだ。ブロッコリーが突然変異して、できたものなんだよ。日を当てて育てても黄色にしかならないよ。
そういえば、カリフラワーを結婚式のブーケにしたっていう人を聞いたことがあるわ。
緑の葉に白色がきれいに映えるからね。昔は食用ではなく観賞用だったんだよ。
へー。昔の人は食べなかったんだね。
管内は、県内でも生産が盛んで高品質だから、他県で生産しにくいお盆の時期は、特に高値で取り引きされて、白いダイヤとも呼ばれていたんだ。
カリフラワーはこりこりしておいしいよね。なんだか食べたくなっちゃった。
ねえ、カリフラワーって、なんであんなに白いの?ブロッコリーに似ているけど違うものなの?