メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA・農業って?(キッズ) > Vol.46 「カリフラワーはなんであんなに白いの?」

Vol.46 「カリフラワーはなんであんなに白いの?」

「カリフラワーはなんであんなに白いの?」 りょうたくん(本郷)からのしつもん

こども:

ねえ、カリフラワーって、なんであんなに白いの?ブロッコリーに似ているけど違うものなの?

大人:

二つとも同じアブラナ科の植物で、キャベツや菜の花の仲間なんだ。カリフラワーは、食べる部分の花蕾に日を当てないように育てるから、白くなるんだよ。管内の農家の声から生まれた「カリフラキャップ」というものを花蕾につけて、葉で包んで育てるんだ。

こども:

カライってなんのこと?

大人:

花蕾とはね、花のつぼみが集まったもののことをいうんだ。よく見ると、つぶつぶしてるでしょ。そのまま育てれば花が咲くぞ。

こども:

カリフラワーを日光に当てて育てるとブロッコリーになるってこと?

大人:

いいや、違うぞ。もともと緑色になるもとを持っていないんだ。ブロッコリーが突然変異して、できたものなんだよ。日を当てて育てても黄色にしかならないよ。

こども:

そういえば、カリフラワーを結婚式のブーケにしたっていう人を聞いたことがあるわ。

大人:

緑の葉に白色がきれいに映えるからね。昔は食用ではなく観賞用だったんだよ。

こども:

へー。昔の人は食べなかったんだね。

大人:

管内は、県内でも生産が盛んで高品質だから、他県で生産しにくいお盆の時期は、特に高値で取り引きされて、白いダイヤとも呼ばれていたんだ。

こども:

カリフラワーはこりこりしておいしいよね。なんだか食べたくなっちゃった。