技術の共有でさらなる品質向上へ

更新日:2020年07月15日

JA松本ハイランドぶどう部会川手支部は7月14日、生育状況や各園地の環境確認を目的にほ場巡回を行った。生産者の栽培技術及び品質の向上を図ろうと、毎年部会役員が中心となり実施しているもので、同支部役員とJA職員、長野県松本農業農村支援センター職員など関係者ら15人が出席し、露地ブドウを栽培する部会員のほ場を3班に分かれ巡回。園地の環境や樹勢、病害虫の発生状況、一房の着粒数は適切かなどを確認した。
今年は、暖冬の影響で、生育が前倒し傾向にあったが、4月、5月でやや寒い日が続いたため、例年通りの出荷開始を見込んでいる。また、梅雨の降雨により、玉肥大がすすみ高品質な仕上がりが期待される。
巡回では、長雨により、一部のほ場で摘粒の遅れや袋かけが行えないなど、作業の遅れが見られたものの、園主の努力により、適切な管理が行われていた。また、天候が悪く病害虫の防除のタイミングが掴みにくいため、晴れ間を見つけてやれることをしっかり実施することなどが確認された。
同支部の安坂清人支部長は「普段は、忙しく自分以外のほ場を見る機会は少ないが、こういった巡回の場は、他の部会員の圃場を見ることができ、自分の栽培の参考になる事が多い。また、巡回メンバーのJA指導係や県農業農村支援センターの担当者から様々な事を聞ける良い機会で、品質向上や技術の確認の場となっている。皆さんのアドバイスを取り入れつつ、おいしいぶどうの出荷につなげていけるよう、頑張りたい」と意気込み、同JAの関森伊織指導係は「現場だからこそ聞ける部会員の不安や悩みを聞き、少しずつでも解消できるよう、適切な指導につとめ農家の所得向上につなげていきたい」と話した。

技術の共有でさらなる品質向上へ

園地を確認する部会役員とJA指導員

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