りんご高密植栽培の拡大で収量増加へ

更新日:2020年02月13日

JA松本ハイランドりんご部会は2月7日、松本市のJAグリンパルで令和元年度りんご生産販売検討会を開いた。生産者や市場関係者など60人が出席し、今年度の生産販売実績を振り返るとともに、グループ討議で市場関係者と情報や意見を交わし、次年度の取り組み方針を確認した。
令和元年度は、4月、5月の凍霜害や9月、10月の度重なる台風など天候に左右された。台風接近の対策として、9月下旬には、中生種の目揃会前に着色サンプルを提示し、適期での果実の収穫をすすめるよう呼びかけたほか、荷受け時間の延長を行うなど数量確保に努めたものの、出荷数量は推定で前年比89%の335,959ケース(1ケース10キロ)となった。次年度は、主力品種の収穫最終目標日を設定し、収穫遅れによる品質低下を避けるほか、平均気温の上昇のため着色が困難な樹などは、優良着色系品種の導入をすすめ、早期多収をめざしたりんご高密植栽培を推進していくことを確認した。また、全体会議の後には、3グループに分かれ、「産地より市場に期待する、求める事。市場より産地に期待すること。」をテーマにグループ討議を行い、活発に意見を交換した。
同部会の上條章彦部会長はあいさつで「度重なる台風で大きな影響をうけたが、生産者・市場・販売担当・指導員の努力で、すべての品種で高単価の販売をすることができた。次年度はりんご高密植栽培の面積拡大による収量増大に期待している」と話した。

りんご高密植栽培の拡大で収量増加へ

グループ討議で意見を交わす参加者(7日 松本市で)

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