地域が一体となって作った日本酒の完成を祝う

更新日:2020年01月16日

JA松本ハイランド管内の生産者と松本市の中町商店街振興組合が協力して製造するオリジナル日本酒「中甼(なかまち)」の鏡開きが1月11日、同商店街にある「蔵シック館」前で行われた。酒米の生産者である塩原恵市さんや、中町商店街関係者らが立ち会い、初しぼりをお披露目するとともに完成を祝った。
「中甼」は同商店街の活性化を目的に、「蔵の井戸」の湧水を酒造の仕込み水に使って2014年から製造を開始した。翌年の2015年、JA松本ハイランドはアンテナショップ「中町蔵マルシェ」の開店をきっかけに同組合に塩原さんを紹介。酒米から地元産にこだわった日本酒造りに発展し、今年で4年目を迎える。昨年は、5月の田植えから9月の収獲まで酒米の栽培には同商店街の関係者も加わったほか、善哉酒造株式会社が醸造を担うなど地域が一体となってつくりあげた。
塩原さんは「昨年は悪天候で栽培管理に苦労したが品質のいい酒米に仕上がった。商店街の方々と協力して作り上げた日本酒を多くの人に味わってほしい」と話し、同振興組合の佐々木一郎理事長は「中町商店街が活性化するきっかけの一つになってくれたらうれしい」と話した。
鏡開きは同市が主催する「松本あめ市」にあわせて行われ、商店街を訪れた地域住民や観光客らに振る舞った。今年は豊かな香りと、辛口のキリッとした味わいが特徴だ。「中甼」は同商店街の飲食店で味わうことができるほか、酒販売店で購入することができる。

地域が一体となって作った日本酒の完成を祝う

鏡開きで「中甼」の完成を祝う関係者(11日 松本市で)

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