冷蔵保存ブドウの試験と販売に取り組む 生産者の所得向上をめざして

更新日:2019年12月16日

JA松本ハイランドぶどう部会川手支部は、生坂村地域のブランド「山清路ぶどう」の鮮度保持長期冷蔵保存試験に取り組んでいる。店頭に地物のブドウが並ばない12月のギフト需要を見込んだ試みで、冷蔵保存で鮮度を保ったぶどうを高値で販売し、生産者の所得向上につなげることが目的だ。
10月上旬に収穫したシャインマスカットとシナノスマイル合わせて54房を鮮度が保持できるかたちで、生坂村にある専用の冷蔵庫で約2ヵ月間貯蔵した。
12月5日にブドウをチェックした部会員は、十分な鮮度が保たれていることに驚き、「これなら、シーズン中より高値で売れる」と期待込めた。ブドウは、翌日から安曇野市の同JA農産物直売所「ファーマーズガーデンあかしな」で販売し、価格は9月の販売価格より割高に設定したものの、翌日には予定数量が完売する人気ぶりだった。
JA川手地区営農センターの小原太郎センター長は「技術的な事は確立できたので、来シーズンに向けて農家の所得向上につながる取り組みにするとともに、地域ブランドの山清路ぶどうが、ギフトとして多方面で消費されるためのPR効果も期待したい」と話した。

冷蔵保存ブドウの試験と販売に取り組む 生産者の所得向上をめざして

冷蔵保存したブドウの状態を確認する生産者

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