盗難防止へ監視強化

更新日:2019年08月21日

JA松本ハイランド青年部山辺支部は8月上旬、ブドウを中心とした地元農産物の盗難防止を目的に、独自の防犯パトロールを始めた。ブドウの出荷が続く10月末まで、防犯ステッカーを張った部員の車が農作業を兼ねながら地区内をパトロールする他、圃場(ほじょう)への防犯カメラの設置、松本警察署と連携した夜間パトロールにも取り組む。
2年ほど前から松本市山辺地区では、需要が高い「シャインマスカット」などの大粒種を中心に盗難が続いていることから、自らの手で農産物を守ろうと、部員が防犯パトロールを発案した。
8月上旬には、同市の山辺ぶどう集荷所で出発式を開き、部員や同署の職員ら関係者18人が出席した。防犯ステッカーを部員に配布した他、同署の職員からパトロールの注意事項などを確認。地元農産物を自分たちで守る決意を新たにした。
昨年度は「シャインマスカット」などを中心に、4件の盗難が発生。一向に犯人が捕まらず、解決の見通しが立たない。盗難が続くことで農家の生産意欲の低下や、盗難しやすい場所として認知されてしまうことも危惧する。防犯パトロールで、自らの作物だけでなく、山辺地区全体を守ることにもつなげていきたい考えだ。
同支部の村上宏支部長は「防犯への意識を高め、山辺地区が盗難しづらい場所だと印象付けていきたい。地域住民に、防犯活動に取り組む農家の存在を大切に感じてもらえたらうれしい」と話した。

盗難防止へ監視強化

防犯ステッカーを張った車で盗難防止を呼び掛ける部員

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