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食でチームを応援 松本山雅選手が田植え体験

指導を受けながら田植えをする選手たち

JA松本ハイランドは5月21日、神林地区にある「松本山雅田」に松本山雅FCユースアカデミーU-18の選手を招き、田植え体験を行った。地元農家で構成する農事組合法人サウスの従業員6人の指導のもと選手9人が作業に汗を流した。
選手たちは日頃の練習で鍛えられた体幹とフットワークやチームワークの良さを発揮し、お互いに声を掛け合いながら手際よく「コシヒカリ」の苗を植えていった。手植えの後には、同法人従業員の運転する田植え機の作業も体験。あっという間に苗が植えられて行く様子に選手たちから歓喜の声が上がった。
同アカデミーの山本怜司選手は「田んぼに入ることがはじめてのことで、実際に植えてみて生産者の方の苦労を知ることができました。地元のお米を食べてトップになれるようがんばっていきたい」と意気込み、同法人の村上正彦代表理事組合長は「地元のチームを応援しようとはじめたこの活動も今年で10年をむかえる。アルプスの水で育った米を食べて、ぜひJ1昇格を果たしてもらいたい」と激励した。
今後の管理は同法人が担い、9月下旬の稲刈りには選手も参加する予定だ。約600キロの収穫を見込み、そのうち150キロは、10月に行われる同クラブのホームゲームで寄贈。寮で暮らすユースアカデミーの選手の食事として提供される。
「松本山雅田」は、同地区南荒井農家組合や、同法人の前身組織「稲取会」などの協力で2013年に設置。同JAがオフィシャルスポンサーを務める松本山雅FCを応援するとともに、若い選手に農作業の楽しさを知ってもらう食育活動の一環として始まり、今年で10回目をむかえる。