生産者・JAと懇談し農業の底上げに意欲

更新日:2020年08月28日

松本市農業委員会は8月26日、JA松本ハイランド管内の松本市山辺地区で、同市の臥雲義尚市長を招いた視察・懇談会を開いた。これは、里山辺地区の農業委員で、ブドウ生産者でもある中川敦さんの提案により実現したもの。JA・松本市の関係者や同地区の生産者代表あわせて20人が出席した。今年3月に就任した臥雲市長に同地区における農業の現状を伝えるとともに集荷場の活気にあふれた空気を体感してもらい、農業への理解を深めて施策に力を入れてもらう目的だ。
視察会では、JA山辺ぶどう集荷所で、出荷最盛期を迎えている同地区特産のぶどう「デラウエア」の出荷の様子を見学。検査員による等級分けや、集荷から出荷までの流れを中川さんが説明した。また、施設見学後にはJA山辺支所で懇談会を開き、行政・JA・生産者のそれぞれの立場から産地の課題やこれからの農業に必要な施策などを共有。「高齢化により生産者が減る一方でIターンや定年で新規に就農を希望する人も一定数いる」、「次の世代に遅滞なく農地を引き継いでいくための施策が必要」など活発に意見を交わした。
臥雲市長は「知名度や、全国的な市場価値がある山辺ぶどうを起点に、松本市の農業全体の底上げにつなげていきたい。具体的な取り組みにむけて農業委員会をはじめ、JA・生産者との対話をつづけていきたい」と話した。

生産者・JAと懇談し農業の底上げに意欲

集荷場を案内する中川さん(中央)と説明を聞く臥雲市長(右)

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