すいか接ぎ木作業最盛期 定植に向け育苗から徹底管理

更新日:2020年03月24日

県内一の生産量を誇るスイカ産地であるJA松本ハイランド管内では、4月上旬から始まる露地スイカの定植にむけて、3月上旬からスイカ苗の接ぎ木作業が盛んに行われている。
松本市の和田地区でスイカを1.8ヘクタール栽培する高畑聡志さんの育苗ハウス内では3月18日、約1500本の苗を接ぎ木した。作業は、定植時期にあわせ4月中旬ごろまで続き、全部で約7000本を接ぎ木する予定だ。今後は、約1か月間の育苗期間で作型ごとにあわせた温度管理を徹底する。高畑さんは「消費者に喜んでもらえる高品質なスイカを安定して供給するため、気候変動へ臨機応変に対応し、徹底した育苗管理に努めていきたい」と話した。
接ぎ木は2種類の植物を切断面で接着して1つの植物にする技術。スイカの台木には、ウリ科のユウガオを使用する生産者が多く、連作障害対策になるほか、茎が太く、接ぎ木作業がしやすいなどの利点がある。
「JA松本ハイランドすいか」の出荷は、ハウスものが6月下旬、露地ものは7月上旬に始まる予定。同JAでは今年度、93万4000ケースを全国の市場に出荷し、25億2700万円の販売額を見込む。

すいか接ぎ木作業最盛期 定植に向け育苗から徹底管理

真剣な表情で接ぎ木作業を行う高畑さん(18日 松本市で)

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