荒廃地 体験農園に

更新日:2019年08月17日

JA松本ハイランドは、組合員や地域住民の協同活動への参加促進を目的に開く体験型農園「夢あわせ農園」で支所ごとに特色ある活動を展開している。松本市今井地区の今井支所では今年度、これまで行ってきた活動を一歩進展させ、遊休荒廃地を活用した食育に取り組んでいる。
同支所では、遊休荒廃地だった10アールの畑を、青年部今井支部の部員が協力して2年前から農地に再生。スイートコーンの栽培を始めると、部員の土づくりなどの努力もあり、当初は60ケース(1ケース5キロ)だった収穫量は翌年に80ケースに増加。今年は100ケースを計画するほどの良い畑に回復した。
そこで、地域の人たちに農業の楽しさを伝えようと、この畑を「夢あわせ農園」の活動の一環に位置付け、今年初めて地元の保育園児や保護者向けに収穫体験を開いた。
同地区にある今井保育園の園児と保護者ら13組30人が参加して11日、スイートコーンの収穫体験を行った。
青年部員が収穫方法を説明すると、園児は一斉に畑に駆け出し、実が詰まった大きなスイートコーンを探し、部員や保護者に手助けしてもらいながら、収穫を楽しんだ。江連正隼ちゃん(2)は「トウモロコシ大好き」と笑顔を見せた。
同支部の上條尚仁支部長は「夢あわせ農園の活動を通じて、農業経験の少ない地域の人たちに農業を身近に感じてもらうとともに、地元農産物のおいしさを知ってほしい」と期待を込める。
同支所営農生活課の濵孝幸課長は「今後は、より多くの地域の皆さんに収穫を体験してもらいながら、遊休荒廃地の農地活用にも取り組み、夢あわせ農園をさらに広げていきたい」と意気込みを話す。
支所管内にもう1カ所ある「夢あわせ農園」もJA職員や青年部員らが管理。12月に園児や保護者、地域住民らを招いて、野沢菜の収穫体験を計画している。

荒廃地 体験農園に

上條支部長(左)とスイートコーンを収穫する園児

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