ブドウ オーナー園開園

更新日:2019年06月07日

長野県のJA松本ハイランドは5月下旬、松本市と共催する「アルプスぶどうオーナー」の開園式を開いた。地元の消費者を中心に参加者を募集し、今年は、新規8家族を含む30家族のオーナーが、9月上旬の収穫に向けて、房作り、袋掛けなど全4回の管理作業を自身で行う。
同市里山辺地区のブドウ農家の新井勝由さんが提供するオーナー園で開園式を行った後、JA果実指導員が初回の作業を説明した。
「ナイヤガラ」を栽培する15アールの園地の一部を約37平方メートルずつ30区画に分けて、オーナーに抽選で割り当てた。それぞれの区画で、芽かきや誘引の作業を行った。オーナーは、新井さんやJAの果実指導員から助言を受けながら慎重に作業した。
初めてオーナーになった同市の五十嵐賢介さんは「農作業の経験はないが、ブドウが大好きな子どもに自分が育てたブドウを食べてほしいと思った。おいしくなるように定期的に足を運んでしっかりと管理していきたい」と話した。
新井さんは「管理作業を通じて生産者の苦労を知ってもらうとともに、自分で育てたものを収穫する喜びを感じ、農業にも興味を持ってほしい」と期待する。
「アルプスぶどうオーナー」事業は、消費者に地域農業への理解を深めてもらおうと1994年にJA事業として開始。98年には同市主催の「松本農林業まつり」の協賛事業となり、行政と連携して行っている。

ブドウ オーナー園開園

新井さん(右)のアドバイスを受けて作業する五十嵐さん夫妻

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