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「幸水」生育は順調 適期収穫を呼びかけ

見本のなしを見ながら規格を確認する生産者

JA松本ハイランドもも・なし部会なし専門部は8月17日、管内3会場で出荷時期を迎えたなし「幸水」の目揃会を開いた。今年は昨年のような凍霜害もなく生育は順調に進み、高品質な仕上がりとなっている。
松本市にある波田果実集荷所で開かれた目揃会には、生産者24人が出席。同JAの販売担当者が今年の販売情勢などを報告したほか、果実指導員が集荷規格表や見本のなしを使い出荷規格を説明。形状や熟度など9項目の出荷基準を確認し、収穫遅れとならないよう熟度に注意しながら適期収穫することを呼びかけた。
同専門部の伊藤典和専門部長は「目揃会を通して規格や集荷の方法を確認し統一することで、規格に沿ったいい状態のときに収穫ができるよう努めていきたい」と話した。
「幸水」の集荷は18日から始まり、9月中旬まで続く予定。地元をはじめ、名古屋や関西方面に2万900ケース(1ケース10キロ)を出荷し、販売金額は6930万円を計画する。「幸水」に続き、9月からは「豊水」や「南水」の収穫も始まる予定だ。