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松本ハイランド情報

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露地デラウェアおまたせ 出荷本格化

続々と運ばれていくブドウ

JA松本ハイランドの管内で、露地栽培のデラウェアの出荷が本格化している。今年は6月から猛暑日が続いたことや、梅雨明け後の戻り梅雨によって栽培管理に苦労したものの、生産者の徹底した管理と7月下旬から好天が続いたことで、糖度・着色ともに例年通り高品質に仕上がっている。
7月30日には、同JAぶどう部会が松本市の山辺ぶどう集荷所で、集荷スタートにむけて目揃会を開催。生産者約300人が参加。目揃会では、同JA営農指導員が見本のぶどうで粒ぞろいや着色を説明したほか、高温による品質低下への注意を呼びかけた。また、販売面では市場の需要が増える盆前に重点を置き、有利販売につなげるためロス無く出荷をすることを確認した。
同部会の村田厚部会長は「小売店からはデラウェアが欲しいという声も届いてくる。高品質なぶどうを1ケースでも多く出荷していただきたい」と呼びかけた。
同JAは、県内のデラウェア生産量の9割を占める県内有数の産地。出荷が本格化した8月8日には、贈答用2000ケース(1ケース2キロ)とパック規格1000ケース(1ケース10パック)が同集荷所に持ち込まれた。出荷は8月の盆前後をピークに9月中旬まで続く。2022年度はぶどう全体で14億4700万円の販売高を計画。また昨年から生産者の所得向上を目的に、生産者とJAをつなぐ出荷予約アプリで出荷予約を行い、情報共有もすすめている。