松本ハイランド情報
農をつないでいくために 緑肥講習会開催
更新日:2026.09.18
学びを深める部会員(31日、長野県松本市にて)
JA松本ハイランドは近年の気象変動や環境の変化に伴い、持続的な農業の実現にむけて各部会や関係機関と連携した取り組みを行なっている。同JA野菜部会は8月31日、松本市のグリンパルと8支所をオンラインで結び、野菜部会緑肥講習会を開催。実参加とオンライン参加あわせて、部員ら76人が参加した。
株式会社雪印種苗園芸部の和田美由紀氏と農業農村支援センターの山口昌彦氏を講師に招き、「緑肥の効果と用途に合わせた利用方法」とマメ科の緑肥植物で、土壌改良や窒素固定に優れた植物の「へアリーベッチを活用したスイートコーンの減肥栽培ついて」と題してそれぞれ講義を行った。
和田氏は緑肥作物の効果について「土づくりは①物理性の改善②化学性の改善③生物性の改善 3要素のバランスで決まる。緑肥を効果的に使用することで化学肥料だけに頼らない持続的な農業を目指すことができる」と説明。また、緑肥の品種によっては強風対策やほ場外への農薬飛散対策として利用できることも併せて伝えた。
山口氏は肥料等資材価格の高騰を踏まえて緑肥を活用した減肥、コスト低減について「緑肥作物へアリーベッチは①閑散期に作付けできる②多くの窒素供給量が望める③イネ科に比べて分解しやすい。牛糞堆肥と窒素を多く含むへアリーベッチを組み合わせることで養分バランス改善に向けた施肥体系が期待される」と強調した。参加した部会員は、真剣にメモを取るなどして学びを深めていた。







