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農家の仕事を学ぶ 鮮やかなカーネーションが咲くまで

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カーネーションの説明を聞く児童たち

JA松本ハイランド花き部会共選部カーネーション専門部の手塚稔幸さんは7月18日、松本市立芝沢小学校3年児童の社会科見学を受け入れた。農業に触れて、地域の特産品について知ってもらうことを目的に開催している。同校の受け入れは今年で6年目をむかえる。
3年生の児童ら約60人がクラスごと時間を分け、手塚さんのカーネーションハウスを順番に見学した。児童たちはカーネーションの歴史や、長野県が全国で一番生産量が多いことなど説明を受けながら熱心にメモをとり、「なぜカーネーション栽培を松本ではじめたのか」や「出荷された商品はどこで売られるのか」などと積極的に質問した。
手塚さんは「毎年こどもたちから感謝の手紙が寄せられるので、本当にこの活動を行ってきてよかったと実感する。数年後、一人でも農業を志してくれる子が出てくれればうれしい」と願いを込めた。
同小学校の山本朗士教頭は「日頃、通学路にハウスがたくさんあるが、何を育てているのか知らない子も多いのでこの活動を通じて地域の産業に興味をもってほしい。また、この活動が長く続いてくれることを願っている」と話した。