松本ハイランド情報
山辺小学校5年生 稲刈りを体験
更新日:2024.09.10

3人1組になり、協力しながら穂を束ねる児童
JA松本ハイランド山辺支所は、松本市入山辺地区の将来のビジョンを考える地域づくり組織「こんな山辺にするじゃん会」と同地区農業委員会が取り組んでいる、山辺小学校の米づくり体験に協力している。9月4日、山辺小学校5年生110人が、同地区の10アールの田んぼで5月に田植えをしたもち米を刈り取った。
児童は、親指が上になるよう穂を握りしめ、8株で1つの束になるよう指導を受けた。3人1組になり、刈り取った穂を協力しながら紐で縛り、はぜ掛けをした。
同会の臼山佳明会長は「お米はどのような工程で食べられるようになるのか、みんなに知ってほしい。また、この体験を通じて農業に興味をもってもらえたら嬉しい」とほほ笑んだ。
同校担任の長澤晨哉教諭は「地域のかたの協力で今日を迎えられたことに感謝をしている。生徒には仲間と協力して作業をすすめ、米づくりをしてくれる農家のかたの苦労を体験してほしい」と話した。
今後は18日に脱穀、その後収穫祭として同校の親子レクリエーションでおはぎづくりをし、新米を味わう予定だ。