松本ハイランド情報
地元の農を選手へつなげる 山雅田で田植え体験再び
更新日:2024.06.21

田植えをする選手と従業員
JA松本ハイランドは5月19日、松本市神林市区にある「松本山雅田」に松本山雅FCユースアカデミーU-18の選手を招き、田植え体験を行った。地元の生産者で構成する農事組合法人サウスの指導を受けながら、選手18人が作業に汗を流した。
「松本山雅田」は、同地区南荒井農家組合や、同法人の前身組織「稲取会」などの協力で2013年に設立。同JAがオフィシャルスポンサーを務める松本山雅FCを応援し、若い選手に農作業の楽しさを知ってもらおうと、食育活動として始まった。今年で11年目を迎える。
選手たちは日頃の練習で鍛えた体幹やフットワーク、チームワークの良さを発揮し、「オフサイドしないように」「ライン上がるよ」など、サッカーになぞらえた声掛けをしながら和気あいあいと「コシヒカリ」の苗を植えた。
浅井生磨選手は「収穫したお米は毎年寮でいただいているので、その感謝を込めて植えた。今から収穫が楽しみ」と話した。今回植えた稲は9月下旬に収穫する予定だ。