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地域の特産品を伝える ブドウのジベ処理体験

スタンド・配送センター

一房ずつ丁寧にジベレリン処理をする児童

JA松本ハイランド青年部山辺支部と役職員は、地元の子どもたちに特産品について知ってもらおうと、20年以上前から松本市立山辺小学校の6年生を対象にぶどう栽培を指導している。5月21日には、種のないぶどうをつくるための「ジベレリン処理」の指導を行い、同校の生徒約100人が参加した。
同校近くにある10アールの園地で、青年部員とJA職員9人が参加し、生徒に指導。生徒は部員から「漬けていないぶどうが無いように、枝の裏側や植えも確認してつけてください」と説明を受けた後、ジベレリンの入ったコップを受け取り、作業を開始。手の届きにくい場所にある実は、協力をして枝を支えながら漬けたり、漬け漏れがないように声を掛けながら作業した。
同校担任の大久保あきほ教諭は「ぶどうを育てていく中で、生産者の苦労を知ることはもちろん、自分たちで困りごとを解決していけるような考える力を育てていくことに繋がったら嬉しい」と話し、佐々木雅実支部長は「この活動を通して、自分たちで苦労して育てた農産物を食べる喜びとおいしさを知ってほしい」と話した。
このほ場で育てているデラウェアは8月上旬に収穫する予定だ。