JA松本ハイランド若妻大学OG会の神林地区OG会員で組織する食育グループ「にこにこフライパン」は5月3日、松本山雅のファンパークで開催されたイベントで、直径90センチの巨大カステラを作り、子どもたち200人にふるまった。
この巨大カステラ作りは、JAや地域のイベントで食育講座として行っているもので、地域交流活動の一環として同イベントに参加した。巨大カステラは、通常のカステラの50倍の大きさをほこり、地元産の卵150個と牛乳3リットル、エーコープマーク品の「むしパンミックス」と砂糖だけで作る。バターなどを入れず焼き上げるため、昔懐かしい味わいと、ふわふわの食感で子どもたちに大人気だ。当日は甘い香りに誘われて、ふるまい前から多くの子どもたちが集まり、焼き上がりまでの時間、期待に心を膨らませていた。
参加した子どもたちは「プルプルした食感でたべやすくとてもおいしかった」と笑顔を見せ、同にこにこフライパンの三島幸子部長は「絵本に出てくるような大きなカステラを多くの人に見ていただき楽しんでもらえてうれしい。この活動を通して地元の食材の味を知ってもらいたい」と期待を込めた。