松本ハイランド情報
地域の魅力をさらに伝えるために 女性通信員研修会開催
更新日:2024.04.30

日本農業新聞の高川支局長(右)から取材のコツを学んだ
JA松本ハイランド組合員文化広報課は4月18日、地域の話題を女性の視点で提供してもらい、より親しまれる広報誌づくりのために委嘱する「女性通信員」研修会を松本市の山辺ワイナリーで開催し、各支所に所属する通信員12人が参加。取材や写真など、よりレベルアップを図ることを目的としている。
講師として日本農業新聞信越支局の高川麻緒支局長を招いた。高川支局長はあいさつで「写真や取材を進めていく際の日頃の悩みを1つでも解消してほしい」と話した。
研修会では参加者からの事前アンケートに回答し、記事を書く際に重視した方が良い点や参加者へのインタビュー方法、撮影の際の声掛けなど、今後の取材方法へ的確なアドバイスをした。その後、参加者は数人の班に分かれ、施設内にあるワイナリー、直売所、ぶどう畑を巡ってそれぞれの機材で写真を撮影。構図やカメラ設定などについての解説と、撮影した写真の講評を受け、記事を読む人により伝わりやすい写真の撮り方を学んだ。
研修会終了後は会場のレストランマリアージュで料理を食べながら交流を深めた。参加者からは「疑問が解消されたのでアドバイスを活かして挑戦したい」「楽しく学べたので次回も参加したい」「支所の枠をこえて活動をしたい」と声が上がった。女性通信員の任期は2年で取材をした記事はJA広報誌「夢あわせ」に掲載している。同JAでは、女性通信員を地域の活動や話題を知ってもらうために重要なものと位置づけている。