メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 大粒種ぶどういよいよ出荷 目揃会で規格を確認

大粒種ぶどういよいよ出荷 目揃会で規格を確認

サンプルを見て出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランドぶどう部会は8月26日、収穫時期を迎えた巨峰やピオーネなどの大粒ぶどうやナイヤガラの目揃会を管内4カ所で開いた。生産者約600人が参加し、出荷開始を前に規格の統一を図った。今年は7月の梅雨明け以降好天が続いたことで順調に生育。着色・糖度ともに例年通り高品質に仕上がっている。
松本市の同JA今井ぶどう集荷所には生産者約120人が出席。同JAの販売担当者が販売情勢について報告したほか、果実の営農指導員が集荷所の稼働計画や検査体制を伝えるとともに、サンプルを使って重さや房型、着色といった荷造りの注意点を説明した。また、より正確な情報を市場に発信するためにLINEアプリを使った出荷予約の徹底をすることや近年多発している果樹の盗難について対策をすることなどを呼びかけた。
同部会の村田厚部会長は「今年も糖度ののったいいぶどうができている。規格にそって適期収穫に努め、消費者のみなさんのもとへおいしいぶどうをお届けするので、ぜひ食べていただきたい」と話した。
同JAでは6月のハウス栽培デラウェアの出荷を皮切りに、露地栽培のデラウェア、大粒種と切れ目なく、10月下旬まで県内をはじめ中京や関西、九州を中心に出荷。ぶどう全体で44万2870ケース(1ケース4キロ)を出荷し、販売額約14億4700万円を計画する。