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最盛期を前に規格を統一 施設キュウリの目揃会開催

出荷規格を確認する生産者

4月21日、JA松本ハイランド野菜部会キュウリ・トマト専門部は同JA島立野菜集荷所で施設キュウリの目揃会を行った。生産者や市場関係者ら33人が出席し、出荷最盛期に向けて規格を確認した。
今年は2月下旬からの気温上昇もあり、順調に生育。昨年よりも2日早い4月6日に出荷が始まり、同じ月の例年と比べ105%の出荷数となっている。県内市場と、東海方面や大阪など関西地方の量販店を中心に出荷する。
目揃会ではJA営農指導員が、昼夜の寒暖差に合わせた温度管理や、安全・安心な農作物を生産するため、栽培管理日誌の記帳と提出、管理の徹底を呼び掛けた。その他、10種類に細分化された等級を説明し、規格を確認。また、異物混入防止には「荷造り作業台に不要なものを置かない、作業場を適度な明るさに保つ」など、注意点を再確認した。今後、「2024年問題」によりトラックドライバーにも時間外労働の規制を踏まえ、荷受け時間を厳守するよう伝えた。
同専門部の百瀬洋専門部長は「コロナが5類となり、今年は消費が多くなると予想される。計画的な出荷と品質管理を徹底し、品質の良いハイランド産のキュウリを出荷していこう」と呼びかけ、参加した愛知県中央青果株式会社豊田市場野菜部の井上照久課長は「JA松本ハイランド産の農作物を楽しみにしているお客様がいる。その方々の期待に応えられるよう、良いものを出荷していただけたら嬉しい」と話した。