メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 安心して長生きするために 弔いや遺言書の意味を考える

安心して長生きするために 弔いや遺言書の意味を考える

真剣に話を聴く参加者

JA松本ハイランド女性部神林支部と同JA神林支所くらしの専門委員会は合同で4月15日、「知って得する~JA研修会~」を開いた。最期の時を安心して迎えるために必要な準備について学ぼうと、昨年に引きつづき企画。17人が参加し、JAの葬祭事業について学んだほか、弔いの意味や遺言書の書き方について理解を深めた。
研修会では、JA職員が近年増えている家族葬についてやペット葬、墓所のおそうじ代行などJAの葬祭事業やエーコープ商品のロングライフパンなどを紹介したほか、長久寺の大野英明住職が「命を『弔う』ということ」について講演。コロナ禍で最期の時に立ち会えず、別れの機会が減る中、故人とむきあい、悲しみや痛みをやわらげる場としての「弔い」の大切さについて説いた。また、大沢会計事務所の大沢利充氏を講師として遺言書の書き方や遺留分について研修。「遺言書は心配事を減らし、安心して長生きするために書くもの」と話し、書くときのポイントや遺留分とは誰にどのくらい権利があるかなどを説明した。
同支部の三島幸子支部長は、「誰しも最期の時にむかっていくなかで、自分が何をしてもらいたいか、家族が幸せでいるにはどうしたらよいかをみんなで勉強したいという気持ちからこの研修を始めた。明るく元気に心配事なく最期の時を迎えられるよう、学んだことをいかしていきたい」と話した。