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農作業事故ゼロと省力化を目指して 農業機械の安全使用講習会

スタンド・配送センター

積極的に質問しながら使用方法を学ぶ参加者

JA松本ハイランド山形支所は3月23日同JAの農機センター山形で農業機械を使用する生産者を対象に農業機械の安全使用講習会を開催した。生産者、同JA職員など関係者16人が参加。農林水産省による農作業安全確認運動期間であるこの時期に、農業機械の適切な使用方法を学び事故の防止につなげるとともに、適切な管理方法により、農機具を長く使い続け、コストの抑制につなげることがねらいだ。
講習会では、同地域でよく使用されているネギスコッパー、マルチャー、定植機、乗用農薬散布機、乗用モアなど10機種の使用方法について、同センターの整備士及び農機具メーカーの担当者が講師となり、講義を行った。参加した生産者は、実物の機械を見ながら、ほ場の条件に合わせた農業機械の安全な使用方法や、操作方法のポイントなどのアドバイスを受けた。また、農機具を長持ちさせるため、エアフィルターの清掃方法や各器具の交換時期などについて学んだ
同センターの野田康将センター長は「慣れた圃場、慣れた機械、使い慣れた方による事故が、夕方4時から5時の間に発生しやすいと言われています。作業前に基本的な安全確認と、疲れているときは、計画にない作業をすることを我慢することも心がけてほしい。農業機械の価格は、値上がりを続けているので、今ある機械を大切に長く使ってもらい、楽しく農業をつづけていただきたいと」と呼びかけた。講習会に参加した生産者は「いつも使っている機械だが、知らないことがあった。今日、教わった事をこれからの農業機械作業に活かし怪我のないように大切に使用していきたい」と話した。