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若妻大学生11人が卒業 地域社会の担い手として一歩を踏み出す

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共同研究の成果を発表する学生

JA松本ハイランドは2月13日、管内の若い女性を中心に学びを深め、心豊かで明るい家庭づくりを目的に開催している夢あわせ大学「若妻大学」の共同研究発表会と卒業式を行った。食農教育や地域貢献、子育てなどのカリキュラムを通じ、知識や技術を取得してきた11人が卒業。同JAの田中均組合長から卒業証書を受け取り、地域社会の担い手としての一歩を踏みだした。
今期は、2020年9月に開講。コロナ禍の影響もあり、交流や講座が制限されながらも、同JAの女性部や常勤役員をはじめ、地域で活躍するさまざまな分野の講師を招き、食や農業、子育て、健康管理、生活設計などの講座を行ってきた。全体講座のほか、学生が主体となり、テーマを決めて自主的に研究を行う共同研究も実施。将来、地域の財産となる人材の育成と、若い女性同士の新たなネットワークづくりをすすめてきた。
卒業式にあわせて行った共同研究の発表会では、松本を代表する民芸品の「松本てまり」についての研究や世界のクリスマスをテーマにハーブを育て、フレッシュハーブやドライハーブの使い方などの研究成果を報告。感想や今後の生活への生かし方などを発表しあった。
卒業生の稲垣絵里奈さんは「畑作業で忙しいときも、仲間がいたから卒業まで通うことができた。協同研究を通し、より一層深まった交流をこれからもつづけていきたい」と話し、田中組合長は「大学での3年間の学びがみなさんの生活の一助となっていればうれしい。この経験を活かしながら、女性のみなさんの活躍の場を広げていってほしい」と鼓舞した。