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松本洋菜部会第58回通常総会開催 疫病対策、コスト削減に向けた取り組みすすめる

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拍手で議案を採択する出席者

JA松本ハイランドとJAあづみの生産者でつくる松本洋菜部会は2月8日、松本市のJAグリンパルで第58回通常総会を開いた。部会の代議員やJA役職員ら46人が出席。令和4年度の事業報告や令和5年度の活動計画など3議案を審議し、すべて可決した。
令和4年度、セルリーの生育において各地で「セルリー疫病」の発生が見られ、同部会・JAでは生産者への情報発信や対策資材の試験を実施。また、同部会セルリー専門部では、疫病の対応策について勉強会を行ったことを報告した。また、パセリの販売状況では、業務加工の動きが戻ってきたこともあり、4月は高値で推移。徐々に相場が落ち着いていったものの、相対契約による販売に積極的に取り組んだことを伝えた。
令和5年度は肥料成分の見直しを行った「セルリーECO」の導入など生産コスト削減に取り組むほか、安全安心、品質重視を基本として銘柄の維持に努めていくことを確認した。
同部の滝澤広志部会長は「身のまわりの多くのものの物価が高騰するなか、農産物はコスト上昇に伴う価格転嫁ができていないのが現状。部会ではJAや関係機関と連携をとりながら、生産者を支えるための取り組みを行っていきたい」と話した。