JA松本ハイランド青年部島立支部は地区内の同地区の保育園2園に寄贈した。10月5日には、松本市の堀米保育園に島立地区管内で採れた新鮮な農産物を寄贈した。園児たちに地元で育った農産物を食べ、地域の農業に興味を持ってもらい、地産地消の大切さを伝えることを目的に毎年取り組んでいる。
同園の年長児25人がホールに集まり、贈呈式を開催。園児の代表2人が部員2人からキュウリとトマトを受け取った。農産物を受け取った園児は「野菜だ～いすき！ありがとうございます」と笑顔を見せた。その後、当日のために練習したお礼の歌がプレゼントされ、ホールに元気な歌声が響き渡った。
同支部の濵禅支部長は「生産者としてよろこんだ顔を直接見れることは本当にうれしい。コロナ禍で様々な活動が制限される中ではあるが、今後もこの活動を続けていくとともに、新たな取り組みとして、野菜のクイズを出すなど園児との交流をより深めていきたい」と意気込んだ。同園の和田宏園長は「有名な島立地区のキュウリをたくさんいただいてありがたい。園児たちにとって農業の大切さを学んでもらう機会になればうれしい」と話した。