JA松本ハイランド明科支所と生坂支所、同JAぶどう部会川手支部は10月2日、安曇野市にある農産物直売所「ファーマーズガーデンあかしな」で「山清路ぶどう」の即売会を行った。生坂村と安曇野市明科地域の特産「山清路ぶどう」が収穫のピークを迎え、おいしい旬の時期に食べてほしいと開催し、今年で3年目。ブドウを求める来場客でにぎわった。
店内の特設売り場には「シャインマスカット」や「巨峰」、「紅環」、「シナノスマイル」の4種類が並んだ。午前9時のオープン前から30人ほどが列をなすほどの盛況。自宅用と贈答用など、たくさんのブドウを買い求める人もいて、用意した60ケース（1ケース2～5キロ、10パック）は、昼前に完売した。
同JA生坂支所の丸山政德担当理事は「毎年この即売会を楽しみに大勢の方が来てくれている。山清路ぶどうをご家族で楽しみながら味わってもらいたい」と期待を込め、安曇野市から訪れた下澤計重さん夫婦は「安くておいしいぶどうを買うことができるので、毎年この即売会に訪れている。今年はシャインマスカットと巨峰を目当てにきた」と話した。