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新型コンバインを実演 自動操舵で省力化に期待

担当者から説明を受けながら試乗する参加者

JA松本ハイランドの各農機センターや工機センターでは、最新のスマート農機を体感してもらおうと、農機の実演会を行っている。10月4日、松本市内田地区のほ場で新型コンバインの実演会を開き、生産者とJA職員ら10人が参加した。
当日はメーカーの担当者が新型のコンバインについて特徴を説明したのち、参加者が順に試乗。実際の刈取作業を体験した。今回実演を行ったコンバインは、ほ場ごとの収穫量や作業時間といった情報を自動で測定・蓄積し、データとして閲覧することができるほか、ほ場の外形を登録し、作業領域を設定することで自動操舵が可能。旋回も自動で行い、座席に座っているだけで刈取作業を全自動で仕上げることができるので、労力の削減に期待できる。
実演会に参加した、農事組合法人内田営農の代表・青木道夫さんは「スマート農機を使うことで、初めて農機に乗る人も簡単に扱うことができる。また、こういったハイテク機器に興味がある若い人に、農機を通して農業にも興味を持ってもらえるようになればうれしい」と話した