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農業後継者支援金授与式 親元就農を応援

田中組合長(左)から認定書を受ける樋口さん

JA松本ハイランドは、公的支援の少ない若手の親元就農者が安心して農業に取り組む事が出来るよう、「農業後継者支援事業」を独自に実施している。この事業は、新規就農者への手厚い支援がある一方で、親元就農に対する支援が少ないため、就農意欲のある後継者を後押ししようと、2017年からスタート。支援総額は1360万円に上る。
9月6日、松本市のJAグリンパルで上期支援金授与式を実施。常勤役員や事業申請者ら9人が出席。同JAの田中均組合長が事業申請者の2人に支援金を手渡した。田中組合長は「農業は自然相手なので、真摯に向き合い、地道にコツコツと取り組む事が大切である。この支援金は地域の組合員からの支援。農業は地域に就職するということであり、地域で活躍してもらうことを期待している」と激励した。今年1月に親元就農した樋口祐介さんは「祖父の代からレタス栽培をしており、今回、本格的に就農することを決意した。農業に打ち込み、おいしいレタスを作っていきたい」と意気込んだ。
同JAでは、この事業を中期3カ年計画令和にじプラン(2022-2024)で取り組む「夢づくりサポート事業」の支援策の1つに位置づける。支援には営農部門だけではなく、金融・経済部門なども関わり、総合事業の強みを生かしたJA全体で農家をバックアップしている。