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農家の仕事を学ぶ 鮮やかなカーネーションが咲くまで

スタンド・配送センター

カーネーションの説明を聞く児童たち

JA松本ハイランド花き部会共選部カーネーション専門部の手塚稔幸さんは7月8日、松本市立芝沢小学校の社会科見学「農家の仕事」を受け入れた。農業に触れて、地域の特産品について知ってもらうことを目的に開催している。同校の受け入れは今年で2年目。
3年生児童ら62人がクラスごとに時間を分け、手塚さんのカーネーションハウスを順番に見学した。児童たちはカーネーションの歴史や、長野県の生産量が一番多いことなどの説明を受け、熱心にメモをとり、「なぜビニールハウスで育てるのか」「出荷された商品はどこで売られるのか」などと質問をした。
手塚さんは「きれいな花を咲かせるには日々の手入れが欠かせない。この活動を通じて地元特産のカーネーションに興味を持ってもらい、将来この子たちの中から担い手が生まれてくれたら最高に嬉しい」と期待を込めた。
同小学校の深澤舞教諭は「この活動を始めたきっかけは児童たちが通学路にハウスがたくさんあるけれど、何を育てているのかという疑問から始まりました。実際に仕事場を見学することで、地元の農業に対する理解を深めていってほしい」と話した。