メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 農業をこころざす期待を込めて 山辺小学校ブドウ栽培指導

農業をこころざす期待を込めて 山辺小学校ブドウ栽培指導

スタンド・配送センター

ブドウの「房づくり」を指導する青年部員

JA松本ハイランド青年部山辺支部とJA松本ハイランド役職員は、山辺地区の特産品であるブドウを児童たちに知ってもらうことを目的として、20年程前から山辺小学校の6年生児童を対象にブドウの栽培指導を行っている。
6月16日、同小学校近くにある10アールのブドウ園で児童95人が作業した。今回の作業では房を整える「房づくり」と種の無いブドウをつくるための「ジベレリン処理」を青年部員とJA職員9人が指導。やり残しの無いように葉や房の裏側を確認することや、房をすべてジベレリン液に浸すことなどの注意点を説明しながら作業をすすめた。
同支部の中澤匠支部長は「今回で3回目の作業となるが、毎回児童たちが一生懸命に作業している姿に心を打たれます。数年後、この子たちの中からブドウをつくる子が出てくれば嬉しい」と願いを込めた。
同小学校の久保田剛教諭は「今の6年生児童が1年生の時に姉妹学級交流の一環として、この農園でブドウ狩りを行いました。今度は自分たちがつくる側になり、一つひとつの作業をていねいに行うことで、収穫のよろこびと農家の苦労を知ってほしい」と話した。
2週間後には4回目の作業を予定しており、児童たちは本格的な夏の訪れを前に、ブドウの日焼け等を防ぐための「傘かけ」作業に挑戦する。