メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 水稲の育苗管理を指導 健苗育て、高品質な米づくりをめざす

水稲の育苗管理を指導 健苗育て、高品質な米づくりをめざす

スタンド・配送センター

指導係の説明を聴く参加者

JA松本ハイランドでは、水稲の播種時期にあわせ、各地区の育苗センターなどで育苗管理の指導を行っている。水稲苗を自家育苗している農家に向けて、育苗管理の注意点などを確認し、健苗の育成につなげようと毎年開催しているものだ。同JA塩尻支所では、4月18日から21日にかけて10会場で塩尻広丘地区の水稲育苗管理講習会を開催。4月20日、同JAの塩尻集荷所で行われた講習会には、生産者15人が参加した。
講習では、JAの米穀指導係が昨年の状況を踏まえながら、今年の育苗管理の注意点などを説明。水稲苗は寒さ・暑さに弱いため、ハウス内の温度を夜間は10度以下にしないこと、日中は30度以上にしないよう伝えた。また、潅水は根が弱らないよう地温と水温の差が少ない早朝に行うようにし、日中乾いてしまった場合は溜水をして暖まった水を使うことなどを呼びかけた。
講習に参加した小林満男さんは「講習会には毎年参加しているが、細かいところまで丁寧にわかりやすく説明してもらえるのでありがたい。聞いたことをいかして健苗を育て、高品質でおいしいお米を作っていきたい」と話した。