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はつらつ大学最終講座 笑顔で一年を締めくくる

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学生に向け落語を披露する和泉家氏

JA松本ハイランドは12月21日、松本市のJAグリンパルで、高齢者の生きがいと仲間づくりを目的に開講している「はつらつ大学」の今年度最後となる講座を開き、学生12人が出席した。今年度は、コロナの影響もあり、当初7回予定していた講座を一部中止とし、全5回の講座を実施。コロナ禍のなかでも学生が楽しめるようにと感染対策・講座内容に工夫を凝らして開講した。
「落語講演会~笑って1年締めくくろう!~」と題し、落語家で笑い療法士の和泉家志ん治さんを招いた講座を実施。認知症になりやすい人の特徴として、テレビのつけっぱなしなどを例に挙げて考える習慣の大切さを伝えたほか、落語の魅力として、物語の登場人物の姿をイメージしたり、ストーリーを頭のなかで映像化したりすることで考える習慣がつき、認知症予防になることを伝えながら、健康にもよいとされる「笑い」を誘う落語を披露した。また、記念講座の参加者には「花が咲くころにもう一度会いましょう」と願いを込めて「ヒヤシンス」の球根をプレゼントした。
参加した学生に行ったアンケートでは「コロナ禍で講座の中止を余儀なくされ、例年に比べて回数が少なく残念だったが、人とのつながりを得られる機会の大切さを実感した一年だった。来年以降もぜひ続けていってほしい」と期待の声が寄せられた。