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金融商品で地域福祉に貢献 「夢・ささえあい」寄付金を贈呈

松澤理事長に支援金を手渡す田中組合長(右)

JA松本ハイランドは、福祉施設の設備拡充にむけて取り扱う福祉支援定期貯金「夢・ささえあい」の総預入金額を基準とした寄付金を同JA関連法人の社会福祉法人松本ハイランドに贈呈した。
令和3年6月1日から9月30日の期間に特別金利でうちだし、44億106万円の利用があった。寄付したのは預入総額の0.01%に相当する44万106円。同JAの負担によって拠出しているため、契約者の負担はなく、商品の特性が組合員・利用者の理解を得られていることから、取り扱い開始から3年目を迎えた今年も一定の利用量を確保している。
12月14日、松本市のJAグリンパルで寄贈式を開き、同JAの田中均組合長が、同法人の松澤幹夫理事長に目録を手渡した。田中組合長は「地域福祉は安心して暮らせる地域づくりに不可欠なもの。組合員のみなさんからの気持ちがこもった寄付金を役立てていただきたい」と期待を込め、松澤理事長は「医療への潤沢な補助金がある一方で介護への補助金は限られている。地域の皆さんの暮らしが少しでも良くなるよう有効な活用手段を検討していきたい」と話した。
同法人はJAの組合員や女性部員の強い要望を受けて平成13年に設立。総合的に福祉介護サービスを提供する施設「ゆめの里」(和田・朝日・今井・新村・入山辺)5ヵ所のほか、在宅介護への対応をする「ヘルパーステーション」などを運営している。昨年度の寄付金は全施設への非接触型体温計導入などに活用されたほか、今年度は送迎車両へのドライブレコーダーの設置などを計画する