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青年部「俺たちの冬期学習会」を開催 青年組織活性化にむけて意見交換

青年組織の存在意義を講義する柿嶌会長

JA松本ハイランド青年部は12月7日、松本市のJAグリンパルで「俺たちの冬期学習会」と題した自主学習会を開き、部員40人が参加した。盟友の経営内容を参考に自ら学習をすすめ、活力ある青年部活動を展開することを目的としている。同部専門部の後継営農部が主体となって企画し、4年目を迎える。今年は、会場内の人数をしぼりながらも多くの部員に参加してもらおうと、初めてオンライン会議を使い、会場まで赴けない部員にも参加を呼びかけた。
同JA青年部部長の濵幾洋さんはあいさつで「コロナの影響で活動が制限され、青年部の目標達成に危機感を感じている。盟友・組織への思いが人一倍強い柿嶌さんの話を聞き、青年部の重要性を感じてほしい。」と話した。
学習会では、全国農協青年組織協議会会長の柿嶌洋一さんを招き「JA組織の活性化について」と題して講演。柿嶌さんは、上田市武石地区の花き農家に生まれ、23歳で就農。若いころは自分だけが稼げればよい「アンチJA」だったものの、高いといわれるJAの手数料よりも自身の人件費が上回っていたことや、安定した流通・集金システムの優秀さにJAの持つ可能性を再発見。JAをよりどころに、戦略的な作付けや、農産物のブランド化を図り「効率の良いお金稼ぎ」をするための事業を展開したことを話した。また、フリートークで、参加者と柿嶌さんが、青年組織の存在意義や日頃感じている農業経営の悩みについて意見を交換し、部員はコロナ禍で自分たちになにができるかを思案した。