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野菜部会生産販売検討会 来年度にむけ生産販売方針を確認

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あいさつをする百瀬部会長

JA松本ハイランド野菜部会は11月30日、松本市のJAグリンパルで令和3年度野菜部会生産販売検討会を開き、部会代表者やJA役職員ら56人が出席した。今年度の生産・販売経過を振り返ったほか、来年度の生産販売方針について確認した。
同部会の百瀬洋部会長はあいさつで「厳しい気象条件のなか、生産には苦労した一年となった。今年の状況を振り返って課題を確認するとともに、来年度の部会員の所得安定につながるよう検討していきたい」と話した。
検討会では、JA全農長野の担当者が今年度の生産販売状況を報告したほか、同JA担当者が今年度の生産販売実績と来年度の生産販売方針を報告した。今年は、春先の低温や8月の記録的な豪雨、その後10月には干ばつ傾向になるなど気象変動の影響が強く、数量は前年並みであったものの相場の乱高下や、競合産地や後段産地との出荷が重なったことから販売に苦戦。10月末の販売実績は、前年比90%となったことを説明した。また、次年度の販売方針について産地情報と消費動向を共有し、有利販売に努めることを報告したほか、生産方針については質と量を兼ね備えた産地づくりにむけ、来年からの中期計画において取り組む同JA独自の農業支援策「夢づくりサポート事業」を活用して、生産基盤の再構築に取り組むことを確認した。また、後日専門部別に販売検討会を行い、品目ごとの生産・販売方針について協議を行った。