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セルリー目揃会を開催 最盛期を前に規格を確認

見本のセルリーを使って基準を説明する検査部員

JA松本ハイランドとJAあづみの生産者で構成される松本洋菜部会は10月22日、松本市にあるJAグリンパルで、秋作セルリーの目揃会を開催した。生産者約40人が出席し、11月上旬の出荷最盛期を前に規格の統一を図ったほか、販売情勢などを共有。コロナ対策として県外2社の市場の担当者はリモートで参加し、市況などの概況を報告した。
今年は、7月、8月の猛暑とお盆頃の長雨の影響で生育に遅れが出たものの、10月に入り気温が低下したことで、適した温度になり生育は順調に進んだほか、生産者の徹底したほ場の管理によって、品質の高いセルリーに仕上がっている。
目揃会では、同部会の検査部員が見本のセルリーを使って、調整方法などを実演しながら説明。「『ちょっと待てその一株が産地をつぶす』と品質向上運動標語を部会員で共有し、荷造り規格の徹底を改めてお願いしたい」と呼びかけた。
滝澤広志部会長は「9月後半の涼しさと適度な雨のおかげで品質のいいものができている。部会として『どの箱を開けてもいつでも高品質なセルリー』を出荷できるよう生産者が意識統一をして、出荷につなげていきたい」と話した。
同部会のセルリーは「肉厚でみずみずしく、ボリューム感がある」と市場や消費者から人気で、ハウス作型は11月下旬ごろまで出荷が続く。JA松本ハイランド管内からは3.5万ケース(1ケース10キロ)を東京、大阪、名古屋などの都市部を中心に出荷する。