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松本ハイランド情報

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目揃会を開催 晩生種「サンふじ」が登場

スタンド・配送センター

出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランドりんご部会は10月27日、管内7箇所で同JAの主力品目の一つである「サンふじ」を中心とした晩生種リンゴの目揃会を開いた。出荷最盛期を前に、生産者全員で出荷規格や荷造りの注意点を確認した。県内外の市場をはじめ、贈答需要など「サンふじ」に対する期待は大きい。
松本市今井にある今井果実共選所で行った目揃会には、生産者約100人が出席。販売担当者が中生種の販売経過と晩生種の販売方針を報告し、同JAの指導員が見本のリンゴを用いて、規格表に沿った、大きさや熟度、外観の状態など12項目の選別基準を確認した。今年4月の凍霜害などによる天候被害でリンゴの表皮が変色するサビ果がやや目立つものの、色づき・玉伸びともに順調で、例年通りの生育に仕上がっている。
同JAの三村晴夫常務は「いよいよ晩生種の出荷が始まる。今年の天候不順の影響は大きいが、最大限の販売努力をし、農家手取りの向上に努めていくので、積極的な出荷をお願いしたい」と話した。
集荷は10月28日より随時開始し、11月上・中旬をピークに地元をはじめ、大阪や名古屋、九州の市場へ出荷する計画だ。