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協同活動みらい塾再開 グループワークで地域活性化を議論

ホワイトボードにポストイットを貼り、意見を交換する塾生ら

JA松本ハイランドは10月14日、地域リーダーの育成にむけて開講する組合員向け学習講座「協同活動みらい塾」の第5回講座をJAの本所グリンパルで開いた。新型コロナウイルスの影響で9月の講座は休講としていが、警戒レベルの低下を受けて再開した。
講座では、松本市浅間温泉ホテル玉之湯の女将山﨑圭子さんを招き、「旅館から地域活性化に向けて」と題して講義。バブルの崩壊以降、有数の温泉地である浅間温泉に活気を取り戻そうと、様々なイベントや建屋の改築・地元農産物の直売など新たな事業に積極的に取り組んできた経過を説明した。後半では、玉之湯の事例をもとに「観光と農業のつながり」をテーマにグループワークを実施。塾生の多くが専業農家であることから、観光と農業を結び付けて地域や農業で何ができるか農家の視点で検討した。塾生は、自由な発想をポストイットに書きとめ、ホワイトボードに列挙。類似の意見をまとめることで視覚的にもわかりやすく「この意見はこっちと似ているね」、「これとこれを結び付けてこんなイベントができないかな」と活発に意見を交換していた。
同塾は平成26年度に開塾。JA管内の組合員を対象に協同活動の本質を伝え、JA運動の将来のリーダーを育成することを目的としている。卒塾後にはOB・OG会を立ち上げ、自主的に集まる機会を設けて交流を深めるなど、地域のネットワークづくりが着実にすすんでいる。また、卒塾生のなかには生産部会長・農家組合長などJA組織で活躍する姿もみられ、同塾で学んだ成果が表れてきている。